恐怖に抗い、魔央を助けるために動いたヒーローの卵は響香だけではなかった。
ここで動けず、ヒーローになる資格無し!!」 「常闇も……」 「けろ、でも正面から戦うのは得策ではないわ。 まずは『ショック吸収』とやらを無効化しよう。 とは言ってもコイツの勢いが止まるわけではない。
10脳無と殴りあって勝てるわけねぇだろ」 死柄木の嘲笑の声。
「最後の一人だったか」 「うェ〜〜〜い……」 「……上鳴」 常闇は他に誰かいないか聞きたかったが、会話はできないと判断する。
お前の力は確かに凄いが、それじゃ脳無はやれねぇよ」 自慢げに喋る手の男。
それを見守る周りのクラスメイトの表情も希望から絶望へと変わる。
地元では人気の温泉なのだ。 『闇の衣』の性能が上がりまくってる。 ただ茹でて食べるのはもったいないので、鶏肉やコリアンダーがあるときに食べようと思いながらずっと棚の中で眠っていた。
12「オールマイト並みのパワーに『ショック吸収』。